全館空調のメリット・デメリット
エイチエスホームは心地よい空間を過ごしていただけるように全館空調をおすすめしています!
家づくりではエアコンなどの空調設備についても決めていきますが、最近、空調設備として人気なのが「全館空調」です。
そもそも全館空調とは、家の中の空気を循環させて、家全体を温めたり冷やしたりする冷暖システムのことです。
部屋ごとに冷暖するエアコンなどと比較して、廊下、洗面所、トイレ、お風呂場など、家の中を隅々まで一定の温度に保ち、家中を快適な温度に調整することができます。
エイチエスホームでは皆様の快適な暮らしのために全館空調を推奨しています!
このページでは、全館空調のメリット、デメリットについて解説します。
全館空調の長所と短所をを把握して、ご納得のうえで採用していただけましたら幸いです。
メリット
1.家中の温度を一定温度で過ごせる
全館空調の最たるメリットは、家中の温度を均一に近づけられることでしょう。
この快適さを一度知ってしまうと「夏熱くて冬寒い家には、二度と戻れない」と言っても過言ではありません。
弊社では基礎断熱なので、床下も同じ温度で足が冷えることはありません。
全館空調なら、こんなことが実現します。
・夏場、2階に行っても暑くなることがない。
見学会で2階に上がるときに「暑いかと思ったら涼しい」などのお客様からの声もあります。
・冬場、廊下や脱衣所も寒くない。
温度差がないので、ヒートショックが起こるリスクも非常に少ないです。
家中を快適な温度にして過ごしたい方には、全館空調がおすすめです。
一度その快適さを体験してしまうと、後戻りできないでしょう。ペットを飼っていて室内でお留守番させる機会が多い方も、安心です。
2.室内や室外に露出する冷暖房機がなくなる
全館空調は、一般的な壁掛けエアコンに比べて室内に露出する冷暖房機器が少なく、インテリアの美観が保てます。
室外機も少なくて済みますので、エクステリアもスッキリします。
下の写真のようにエアコン本体が飛び出しておらず、吹き出し口が壁の中に入ってるのでお部屋全体が広く感じられます。
「壁のエアコン、やぼったいので好きではない」と感じている方に第一種換気の全館空調がおすすめです。
3.空気がきれいに保たれる
全館空調は、冷暖房だけでなく、高性能な換気機能をあわせ持つものが多くあります。
さらに、空気清浄機能や家庭用除菌機能を持つものもあります。
花粉フィルターやPM2.5フィルターというものもあります。
デメリット
1.乾燥しやすい
弊社は高気密・高断熱の家なので、冬場は家中が快適な高温に保たれています。
そのような家では寒い家に比べて相対湿度が下がり、乾燥を感じやすくなります。
冬場の全館空調の家では、加湿器を活用して湿度を40~60%の間で保っていただくと快適に過ごせます。
湿度が低すぎるとインフルエンザにかかりやすくなり、高すぎるとカビやダニが発生します。
エイチエスホームでは、お風呂・脱衣室の空気が部屋全体に流れて湿度を保つよう工夫しています。
2.臭いが行き渡る
送風で家中の温度差をなくすタイプの全館空調は、ニオイも家中に行き渡ります。
ただし法令で24時間換気が義務づけられていますので、2時間で家中の空気が入れ替わり、ニオイも解消します。
3.部屋ごとに温度をつけられない
ほとんどの全館空調は、部屋ごとに温度設定ができません。
しかし、体感温度や快適な温度は人によって差があり、家族全員が同じ温度で心地よく感じるとは限りません。
快適温度が人によって大きく違うご家庭は、全館空調が最適解ではない場合もあるでしょう。
寿命はどれくらい?
全館空調の一般的な寿命は、10〜15年ほどです。一方で、エアコンの寿命は10年前後です。
どちらも修理費用には同じくらいの額がかかり、エアコンの買い替え時期は全館空調より早く訪れる傾向にあります。
また、全館空調エアコンは1階全体を8畳用(2.8kw) でまかなえるため、一般的なリビング用のエアコン20畳用よりも安価で済みます。
弊社の全館空調システムは本体のみの交換が可能なので全体の入れ替えのために数百万もかかるといったことはありません。(ダクトの交換が必要になる場合はこれに限りません)
掃除は面倒?
掃除の頻度や大変さについてですが、これは全館空調もエアコンも大差ないと言えるでしょう。
どちらも1〜2ヶ月に一度の頻度でフィルターのお掃除が必要となります。
カビや虫が発生する?
24時間換気を行っているので、カビが発生することはありません。
フィルター部分には虫がくっついていることもあるため、フィルターの掃除を定期的におこなうようにしましょう。
フィルターを取り外してのお掃除も簡単にできるようになっています。
床暖房で良くない?
床暖房は足元が暖かくなりますが家中暖めるには相当数の床暖房が必要になり設置コスト・ランニングコストともに高額になります。
また、夏は別途エアコンの設置が必要になりますので必ず両方の費用がかかります。全館空調はそれだけで一年中快適、更にコストパフォーマンスに優れています。
エイチエスホームの全館空調は床下にも同じ温度の空気を循環させるため、床暖房がなくても冬でも床が冷たくなりません。
モデルハウスで全館空調を体感しよう!
全館空調システムを採用した弊社のモデルハウスが完成しました。
真冬でも真夏でも家の中はずっと一定の快適な温度です。
ぜひモデルハウスで体感してみてください。
モデルハウスではいつでも快適な温度を体感していただけます。
ご予約の上、お越しください。