【レジリエンスな暮らし】ガソリン高騰で揺れる米自動車市場
「柔軟性」がキーワードになる時代に、住宅も同じ課題を抱えている
米国でガソリン価格が急騰し、自動車メーカー各社が対応に追われています。 背景には、中東情勢の悪化による原油高があり、ガソリン車中心だった米市場にも再び電気自動車(EV)への関心が戻りつつあります。
1日に開幕したニューヨーク国際自動車ショーでは、スバルや現代自動車グループなどが、ガソリン車・ハイブリッド車(HV)・EVを幅広くそろえる「柔軟性」 を強調しました。
自動車メーカーが「柔軟性」を掲げる理由
米国では、政策変更によりEV補助金が縮小され、EV販売は一時大きく落ち込みました。 しかし、原油価格の急騰で状況が一変。ガソリン価格は3月末に1ガロン4ドルを突破し、再び電動車への関心が高まっています。
-
スバルはトヨタと共同開発したEV「ゲッタウェイ」を発表
-
主力SUV「フォレスター」にHVを追加
-
現代自動車グループもEVとHVを同時に拡充
-
キアは北米で販売するSUVすべてにHVを設定へ
各社が一斉に「選択肢の幅」を広げているのは、市場の主役が読めない時代に入った ことの象徴です。
ガソリン高は“家計への圧力”という点で日本も無関係ではない
ガソリン価格の上昇は、米国だけの話ではありません。 日本でも燃料費の高騰は家計を直撃し、移動コストだけでなく、物流コストを通じて物価全体に影響します。
そしてこの構造は、住宅のエネルギー問題と非常によく似ています。
-
電気料金の上昇
-
燃料費調整額の変動
-
再エネ賦課金の増加
-
国際情勢によるエネルギー価格の乱高下
これらはすべて、私たちの暮らしの“固定費”に直結します。
「柔軟性」は住宅にも必要なキーワード
自動車メーカーがガソリン車・HV・EVをそろえてリスク分散を図るように、 住宅でも エネルギーの選択肢を持つことがレジリエンスにつながる と考えています。特に、
-
太陽光発電
-
蓄電池
-
高断熱・高気密
-
高効率設備
これらは、エネルギー価格の変動に左右されにくい暮らしをつくるための“柔軟性”です。
ガソリン高騰で揺れる米国の状況は、 「外部環境に依存しすぎるリスク」を改めて示しています。