廊下が少ない家=住みやすい家?

公開日:2026/10/21(水) 更新日:2026/10/21(水) すべて

最近の家づくりでは、
「できるだけ廊下をなくしたい」
というご希望をよく耳にします。

確かに、廊下を少なくすると、
その分をLDKや収納などに使えます。

移動距離も短くなり、
限られた面積を有効に使える
というメリットもあります。

では、
廊下が少ない家=暮らしやすい家
なのでしょうか?

実は、必ずしもそうとは限りません。


たとえば、
リビングから直接トイレに入る間取り。

廊下がないので移動はとてもスムーズです。
でも、家族がくつろいでいる
すぐ近くにトイレがあると、
音やにおいが気になることも。

来客時には「ちょっと入りづらい」と
感じるかもしれません。


玄関からすぐ
LDKにつながる間取りも同じです。

廊下をなくせばコンパクトになりますが、
玄関からリビングが丸見えになったり、
来客のたびに家族が過ごしている場所が
見えてしまうことがあります。


寝室や子ども部屋も、
LDKとの距離が近すぎれば、
テレビの音や家族の話し声が気になることも。


そんなとき、ほんの少しの廊下が、
音や視線をやわらげる
「クッション」になってくれます。

もちろん、廊下をたくさん
つくればいいという話でもありません。

大切なのは、
「廊下を何帖減らせるか」ではなく、
「この家族にはどこに廊下が必要なのか」
を考えること。

家族が自然と顔を合わせられること。

家事がしやすいこと。

一方で、
一人になりたいときには落ち着けること。

来客時にも、
お互いが気を遣いすぎずに過ごせること。

間取りには、そんなバランスが大切です。

図面の上では無駄に見えるスペースが、
実際に暮らしてみると、
家族にとって大切な余白に
なることもあります。


間取りは、面積の効率だけで決めない。

その家で朝起きてから夜眠るまで、
家族がどう動き、どう過ごすのか。

エイチエスホームでは、
そこまで想像しながら、
一つひとつの間取りを考えています。

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