住宅における耐震等級には1〜3があります。
耐震等級1は、建築基準法で定められている最低限の耐震性能で、「数百年に一度発生する地震の地震力に対して倒壊、崩壊せず、数十年に一度発生する地震の地震力に対して損傷しない程度」
耐震等級2は、等級1で想定される1.25倍の地震力に対抗できる
耐震等級3は、等級1で想定される1.5倍の地震力に対抗できる
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この説明でわかりますか?
いまいちピンときませんよね…
これをわかりやすく、車で例えると、
耐震等級1は、事故が起きたときに乗っている人の命を守るための最低限の安全性能です。
車が大きく壊れたり、乗っている人がケガをするかもしれませんが、命を守ることを目的とした基準です。
一方、耐震等級3は、車ができるだけ壊れないように、そして乗っている人へのダメージもできるだけ少なくなるよう、安全性能をさらに高めた車のようなイメージです。
しかし、どんなに安全性能の高い車でも、一度大きな事故に遭えば内部にダメージが残ることがあります。
その状態でさらに2回目の事故があると、1回目よりも大きな被害を受ける可能性があります。
家も同じです。
耐震等級1は、大きな地震が起きたときにも建物が倒壊・崩壊せず、人の命を守るための最低限の基準です。
一方、耐震等級3は、その基準よりもさらに高い強さで設計されており、建物へのダメージをできるだけ抑えられるように考えられています。

「1.5倍の地震力に対抗できる」と聞いても、実際にはどれくらい違うのかイメージしにくいですよね。
実は、その違いを説明するのはとても難しく、どこまで被害を抑えられるかは、地震の揺れ方や建物の形、地盤などさまざまな条件によって変わります。
建築士である私たちでも、「耐震等級1ならここまで壊れて、耐震等級3ならここまでしか壊れない」と言い切ることはできません。
繰り返しのダメージについても車と同じです。
耐震等級3はとても高い耐震性能を持っていますが、一度大きな地震を受けたあとも、繰り返し同じように耐えられる性能を発揮できることを保証するものではありません。
繰り返しの大きな揺れに耐えるためには、制震ダンパーが有効的です。
これからの家づくりでは、耐震だけでなく「制震」まで考えることが、大切な家族を守ることにつながります。
